東京・西葛西のインドアゴルフ「Club NEST(クラブネスト)」です。
今回は、「傾斜ゴルフ」。 ゴルフは傾斜との闘い。 4回シリーズ最終章は、最難関「左足下がり」編。 手前に地面があるのでダフりやすい。 かといって、地面に当たらないように上にあげるとトップしちゃう。 どうすればいいのか。 ポイントは3つ
①バランスの良いアドレス
②は、左手リードで振る
③イメージを持つ
傾斜地マスターへの道:左足下がり完全攻略ガイド
今回の動画は初心者の方、アマチュア必見です!
バンスについて

左足下がり完全攻略の極意 ―「バンス」を使いこなす
ゴルフコースでは、フェアウェイだけでなく、さまざまな傾斜地に遭遇します。その中でも特に難しいのが左足下がり。ボールが上がらずダフりやトップが出やすく、苦手意識を持っている方も多いはずです。今回は、ゴルフクラブに設計されている「バンス角」を活かして、左足下がりを攻略する方法を解説します。
バンスとは何か?
クラブのソール(底面)には「リーディングエッジ(刃)」と「トレーリングエッジ(後ろ側)」の段差があり、その角度を**バンス角(Bounce Angle)**と呼びます。 バンスがあることで、クラブが芝や地面に潜り過ぎるのを防ぎ、滑らせるように打てるのです。
- バンスが大きいウェッジ:芝に刺さりにくいが、バンスを正しく使わないと跳ねてトップすることもある。
- バンスが少ないアイアン:地面に刺さりやすいが、低い球を打ちやすい。
このバンスを理解して使うと、傾斜地でもミスを減らせます。
左足下がりで起きるミスの原因
左足下がりは、体が自然に右に傾きやすく、以下のミスが多発します。
- ダフリ:クラブが地面に早く当たりすぎる
- トップ:ダフリを嫌がってすくい打ちになり、ボールの上を叩いてしまう
- フェースが開いて右に飛ぶ:傾斜に逆らって打とうとしてしまう
これらは「バンスをうまく使えていない」ことが大きな要因です。
攻略のポイント
1. 傾斜に合わせて構える
- 肩のラインを傾斜と平行にし、体の軸を地面に垂直に保つ意識を持ちましょう。
- ボール位置は通常よりもやや右足寄りに置くと、ダフリ防止につながります。
2. バンスを地面に滑らせるイメージ
- フェースをやや開いてバンスを使うと、ソールが地面を弾き、刺さりにくくなります。
- リーディングエッジから入れようとせず、ソールを「スッ」と滑らせる意識を持ちましょう。
3. クラブを振り抜く
- 左足下がりでは「すくい上げよう」とすると失敗します。
- 低いフォローで振り抜くことで、ボールが自然に上がり、スピンもかかりやすくなります。